テレビで放送されている事件やニュースは“自分とは別の世界の出来事”そんなふうに思っていませんか?あなたの身近に起こっている出来事─。
「事件の現場にいる方々の声」知ってください。そして、感じてください。




 毎月十日の「地域安全の日」、防犯指導隊や少年警察ボランティアの人たちが、相馬駅前駐輪場で、自転車のカギかけや環境美化活動をしています。ボランティアの方々は、毎月当たり前のようにカギかけを推進し、持参したゴミ袋にゴミを拾い持ち帰っています。私たちは、こういった人たちに支えられ、守られて生活をしているのです。駐輪場を利用している皆さんは、今日は自転車が整頓されているな、ゴミがなくてきれいだなと気づいていたでしょうか。
 万引きをした少年を補導したときのことです。
 「自分の自転車盗まれたらどうする。困んない?」「別に。買ってもらうからいい。」
 自分が困ることは、他の人にやらないということを気づかせたかったのですが…。
 「タバコ吸ったことある?」「小学一年の時。でも見つかって、それから吸ってないよ。」
 まさか、ありえないだろうと思いつつ、「お酒は?」「缶チュウハイ飲んでるよ。」「えっ。どこから持ってくるの。」「お母さんに頼めば買ってきてくれる。」
 最近気になっているのは、物わかりのいい?優しい親が多くなっていることです。


 タバコや酒を買い与え、悪いことをしても、かばって叱ることをしないのです。ルールやマナーを教えることはせずに、悪いことをしてもかばっていたら、子どもは何をしても許されると思ってしまいます。その結果、我慢することを知らない、わがままな人間になってしまうのではないでしょうか。
 毎日の生活のなかで、社会のルールやマナーを一つ一つ教えてください。そして、私たちを支えている人たちがいることも。
 物わかりのいい親が、子どもたちにとって本当にいい親でしょうか。
 悪いことをしたときは、本気で叱ってください。子どもとしっかり向き合ってください。自分と、しっかり向き合ってくれる親を、子どもたちは待っているのではないでしょうか。
 ルールやマナーを守り、地域の人たちを支えることができる大人になれるよう、親ばかりでなく地域の人たちも、子どもたちに声をかけていきませんか。


vol.1 「安心で安全な街・郡山を目指して」vol.2 「今、感じていること」vol.3 「言葉を交わす 心を交わす」vol.4 「ラブレター」vol.5 「ねがい」vol.6 「願い」vol.7 「親子の間合い」vol.8 「補導活動をとおして」vol.9 「お母さんになったRさんへ」vol.10 「不透明な日本」vol.11 「家族の中に心の支えはありますか」vol.12 「親は子の鏡」vol.13「多くの笑顔が見たいから」vol.14「お父さん、お母さんへ」vol.15「少年の立ち直りを信じて」vol.16「ある親子から感じた事」vol.17「ケータイ化社会に生きる少年たち」vol.18「あれ?!いつもと違うな」vol.19「ルールを身に付ける」vol.20「「会話」のススメ」


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