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「こおりやま・郡山!」福島県の中央に位置し、駅を降りると、両側に大きなビルが立ち並び、駅前広場(西口)には、ご自慢のカラクリ時計が時を告げ、クラシックの音楽が流れ「東北のウィーン」と呼ばれる風情を漂わせています。
昔、郡山は「東北のシカゴ」と呼ばれていたときもあり、あらゆる犯罪が発生していました。
今、この郡山は、周辺の市町村ばかりでなく、広く県内外から多くの少年たちが交通の便利さを利用して、「遊び」にやってくる街になり、警察で補導をしている刑法犯少年(恐喝・窃盗等)や不良行為少年(喫煙・深夜徘徊等)の約半数を占めています。
補導員として、郡山の玄関口を中心に
・制服姿でタバコを吸っている少年
・学校をさぼり、家出をして、深夜まで徘徊している少年
と理由はさまざまですが、街の中で少年たちに声をかけながら補導活動や立直りの支援活動などを行っています。
春 周辺の町から出てくる新しい顔の少年たちが、郡山駅前を中心に「友だちづくり」が始まり、こっちのグループ、あっちのグループができる。ある女子高校生は「一週間もここに来ると、友達100人できる。“ゆー君”“ミキ”との「呼び名」で顔見知りになる。少し怖くなる。」などと少年たちの本音を聞くことができます。
夏 深夜まで街を徘徊する少年たち。泊まるところがない少年は、駅前広場のベンチがベット代わり。他県の少年たちも途中下車し、郡山の街にたくさん集まります。
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秋 見慣れた少年たちが、深く郡山の街の中にとけ込み、不良と呼ばれる大人と一緒に行ったり来たりする姿。また、逆に見慣れた少年の顔がパッタリ見えなくなると、自分の将来を考えてくれたのか、それとも、深く郡山の街の闇にはまってしまい、「早く声をかけてよ」と助けを求めているのではないかと悩み心配になります。
冬 ひととき、静まりかえる駅前広場。
寒くても「郡山」に遊びにくるカップルの少年。
そろそろ、春に向けて、少年たちの間で「目と目が合った」とか「ため口きいた」といった理由から恐喝・暴行等の犯罪の被害者や加害者になり、警察での扱いが多くなります。
四季折々に昼と夜の顔を持ち続ける街ですが、特にその中でも一年中「若い少女」に誘いの声がかかり「多額のお金」を手にしたり、覚せい剤などのクスリに手をつけたり、次の犯罪に引き込まれてしまうおそれのある少女たちには、目がはなせず、声をかけています。
さらに「若者から大人まで安全で安心に過ごせる郡山」にするため、少年警察ボランティアの皆さんをはじめ各関係機関の方々と、郡山駅前を中心とした合同補導活動を月3回から4回の割で実施し一年がたち、街の人々の少年への関心も一層高くなり、「ぜひ私たちも参加させてください」と声をかけてくださる方が多くなり、少年非行防止活動の輪が広がってきています。
最初は、一人一人の小さな力でも、継続が大きな力となり、「安全で安心な郡山」をめざして活動を続けていきたいと思います。
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