 |

六年ぶりに現場に戻ってみると、以前よりも子どもたちの規範意識の低下が感じられました。
先日、万引きで補導された女子高校生は、ナンパや出会い系サイトで知り合った男性数人と性行為を持ち、
お金を貰わなければいいんでしょ。
なんで悪いの。
○○さんだってやってるよ。
と言い、罪悪感は全く感じられず、非行の原因を自ら進んでつくっていました。
一般的に少女達は、性非行を身体と心を傷つける行為であるとの意識はありません。好きな人が出来たときどうするのか問いかけても「そのときに考える」という返事だけです。
自分を大切にすることを繰り返し指導しても、お金が優先しているので、話していることがなかなか伝わっていきません。
中には、性病と診断されても病院に行くのが面倒だと言って放置している少女もいます。
少女達自身にも問題はありますが、その相手方となる男性も様々で、少女を食いものにしようとする危険な状況も多くなっているのが現状です。
 |
 |
 |
 |

異性に対する興味・好奇心をもつのは当然ですが、最近では、商業化した性情報が巷に溢れています。
この中で少女達に自覚と判断力を身につけさせ、選択を誤らせないようにするにはどうしたらいいのか?犯罪については禁止ですが、性の問題は単に禁止することだけでは解決しません。少女達に自分自身の生き方を考えさせ、それを的確に指導していくことだと思いますが、改めて性非行防止の難しさを感じています。
警察で補導された少女達一人ひとりが、様々な背景を背負っています。さらにその奥を覗くと親子関係の問題がみえてきます。性非行には、親の愛情と適切な指導があれば立直る可能性は十分あります。親の生き方を示し、毅然とした態度で係わっていくことが大切だと思います。
 |
 |