テレビで放送されている事件やニュースは“自分とは別の世界の出来事”そんなふうに思っていませんか?あなたの身近に起こっている出来事─。
「事件の現場にいる方々の声」知ってください。そして、感じてください。




 少年警察補導員になって、もうすぐ30年になります。これまでいろいろな親子との出会いがありましたが、最近の親子を見ていて特に考えさせられることがありました。
先日、ボランティアの人達と夜の街頭補導をして、午後9時ころにゲームセンターへ立ち寄った時のことです。
タバコの煙が目にしみ、頭が痛くなりそうな音がしている店内には、大勢の親子連れがゲームを楽しんでいましたが、中には疲れて眠ってしまっている幼児や乳児の姿もありました。
一人でゲームをしている小学生や中学生を見かけて声をかけると親と一緒に来ていると言い、少年と一緒に親を捜してみるとゲームに夢中になっており、子どもの存在はすっかり忘れている様子です。
子どもが誰かに連れて行かれてしまっても気付かないのではと心配になってしまいました。
法律で16歳未満は午後6時以降立ち入り禁止
18歳未満は午後8時以降立ち入り禁止
と決まっており、店の入り口にも立て看板が掲示されているのにどうしてこのように大勢の親子連れが出入りしているのでしょうか。
最近は自分中心にものごとを考えて、忙しい時は子どもを放任し、好き勝手をさせ、自分に時間ができると子どもの気持ちや、きまり(法律や学校の約束ごと)にはおかまいなしで、子どもを連れて自分の行きたい場所に行って自分のしたいことをする。


そんな親が多くなっているような気がします。
昔から「親は子の鏡」と言い、子どもは親のすることを見て育ちます。親が自分勝手な行動をすれば、子どもも自分勝手なことをするし、親が決まりを破れば子どもも平気できまりを破るようになります。大人になってから、ああしろこうしろと言っても言うことを聞いてくれません。
子どもが一人前になるまでは親は自分の行動に責任を持ち、きまりを守り、健全な子どもを育てて欲しいと思います。
会津には、「あいづっこ宣言」があり、子どもたちは毎日大きな声で
一、人をいたわります
二、ありがとうごめんなさいと言います
三、がまんをします
四、ひきょうなふるまいをしません
五、会津を誇り 年上を敬います
六、夢に向かってがんばります
やってはならぬ やらねばならぬ
ならぬことはならぬものです
と唱和しています。
大人である我々も負けずに頑張って、良い手本になりたいものです。


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