平成23年 地域安全作文 入選者

1.小学生の部
最優秀 南相馬市立鹿島小学校 6年 末永 智子 ありがとう地域のみなさん
優 秀 田村市立上大越小学校
福島市立飯坂小学校
6年

6年
伊藤 耀

塩澤 舞子
みんなで守る地域の安全
防犯教室で学んだこと
佳 作 郡山市立富田小学校

福島市立飯坂小学校

5年

5年

田中 颯悟

穴沢 春香

地域のあたたかさ

地いきの安全について
2.中学生の部
最優秀 田村市立船引中学校 2年 小沼 菖 地域安全について考えたこと
優 秀 郡山市立郡山第七中学校

いわき市立植田東中学校
3年

1年
橋本 和直

高木 美波
自転車盗難防止のために

地域安全について
佳 作 玉川村立須釜中学校

いわき市立植田東中学校
3年

1年
大野 亜沙菜

宮内 卓未
地域のつながりの中で

地域安全のためにできること

 私達はふつうに学校に行き、学校で楽しく過ごして下校しています。でも、地域の安全についてよく考えると、地域のみなさんが見守ってくれているから、毎日ふつうに登下校できていることに気がつきました。

 最近、新聞やテレビのニュースで、不審者と言われる人が増えてきていることが報じられています。ほかの学校の人が、変な人に声をかけられたりすると、私たちの学校でも、「じゅうぶん気をつけるように。」

など、何度も指導されます。その話を聞いた後、友達と別れて一人で帰るとき、とてもこわくなります。それに、子ども達だけで遊ぶときもこわくなりあまり遊べません。だから、とてもめいわくだと感じています。その上、その不審者が自分の地域の人だったらと思うと、とても残念な気持ちになります。

 それでも、私達は、安心して家に帰りつくことができます。そのわけは、地域のみなさんが見守ってくれているからです。

 私の地域に住んでいるみなさんは、親切な方が多いと思います。あいさつをしてくれたり、やさしく声をかけてくれたりします。勉強が終わらなくて、少し帰りがおそくなったときでも、地域の人が見守ってくれています。

 5年生のとき、米作りをしました。そのときも地域の人が来て、田植えの仕方を教えてくださったり、手伝いをしてくださったりしました。収かく祭のときも、いっしょにもちつきをして、いろいろなことを話しながら、おもちをいただきました。とても楽しかったことを覚えています。

 地域のおばあちゃんやおじいちゃんは、とくに知らない人でも、「行ってらっしゃい。」や「おかえり。」などと声をかけてくれるので、知らない人でも、まるで家族のように感じます。だから、うまくいかないときがあったとき、がっかりしているときなど、なんだか少し元気がでるような気がします。

 地域の人達は、私達を見守ってくれたり、手伝ってくれたりするだけでなく、私達に元気を与えてくれます。だから私も、あいさつをきちんとして、だれかのことを元気にすることができるようにしたいと思います。

 見守ってくれて、たくさんの安心をくれる人達。あいさつや声をかけてくれて、たくさんの元気をくれる人達。手伝いをしてくれて、心強く希望をくれる人達。私の地域には、こんなにすごい人達がたくさんいます。

 これからは、あたりまえのように学校に行き、楽しく過ごし、あたりまえのように下校していることを『あたりまえ』と思わないで、こうしていられるのは、この地域の人のおかげだと感謝して、登下校したいと思います。本当に本当に地域の人に感謝しています。ありがとう、地域のみなさん。



 「変な人に声をかけられたら、どこでもいいから近くの家やお店に逃げるのですよ。」そう言われて私は、またこんな話か、とか、まさか自分がそんな変な人に声をかけられるようなことはあるわけがないと、心のどこかで思っていて、「不審者に気をつけるように。」

「なるべく複数で帰るように。」と言われても、どこか危機感が足りないところがありました。しかし、この考えはある日を境にガラリと変わりました。

 それは、私が中学1年の5月の土曜日のことでした。部活動が終わって、いつもと違う道を友達と帰っていました。そして、友達と別れ一人で歩いていると、一台の白い車が私の近くで止まり、窓が開きました。車の中には、怖い顔をした男の人が乗っていました。そして私に、「あのー。」と声をかけて行きました。私はとても怖くなり、「すみません。」と言ってその場を逃げました。その後、その車は走り去って行きました。その時の出来事を、私は今も鮮明に覚えています。頭の中が真っ白になり、一瞬声が出なくなりました。それから、だんだん怖くなってきました。その事をきっかけに、私は、誰にでも起こりうることなんだな、日ごろから気をつけていなければと思いました。そして、どんなことに気をつければいいのかなと考えました。

 防犯ブザーや笛を持ち歩くなど、自分で自分の身を守る意識も大切だと思うけれど、日ごろから、あいさつを地域の人としあうことがよいのではと考えました。地域の人とあいさつをしあっていれば、もし何かあったときに助けてもらえると思います。また、「110番の家」として登録し、防犯活動に協力してくださる家庭もあります。そのような家があることを私達自身が普段からしっかり気に留めておくことが大切だと思いました。

 このように地域の安全について考えていく中で、私の住む地域では、人々が安心して暮らせるようにするために活動してくれている人が、たくさんいることにあらためて気づきました。防犯パトロールをしてくれている警察官や地域の方々、毎朝、交差点などに立って交通指導をしてくれている方々、夕方に見回りをしてくれている方々などたくさんの方々が、地域の人々のために活動してくれています。そう考えると、たくさんの人に見守られているのだと思いました。そのおかげで、私が住むこの地域は不審者に声をかけられるなどという事件は、最近少なくなっていると思います。

 私は、地域の人々全員が、安心して暮らせる町づくりがいちばん大切だと思います。一人一人が日ごろから防犯の意識を心がけ、地域にも目を向けることが大切だと思います。活動してくれている方々に感謝し、将来、そんな方々のように私も活動できるようになりたいです。