平成24年 地域安全作文 入選者

1.小学生の部
最優秀 いわき市立小名浜東小学校 5年 二本松 景人 ぼくの地域の安全について
優 秀
優 秀
会津若松市立門田小学校
喜多方市立第一小学校
6年
6年
芳賀 彩華
長谷川 南未
地域の安全について
みんなでつくろう「地域の安全」
佳 作
佳 作
二本松市立二本松北小学校
会津若松市立行仁小学校
4年
4年
渡邉 弥生
山﨑 萌衣
ありがとう!地域のみなさん
わたしは、いつも守られている
2.中学生の部
最優秀 鮫川村立鮫川中学校 3年 矢吹 將晃 地域の安全について
優 秀
優 秀
鮫川村立鮫川中学校
本宮市立本宮第一中学校
2年
2年
藤田 一秋
渡邉 啓介
地域の安全はあいさつから
あいさつの影響力
佳 作
佳 作
本宮市立本宮第一中学校
田村市立船引中学校
2年
1年
大内 捺稀
栁沼 朱里
あいさつで防犯
「協力」と「思いやりの心」
 

 ぼくは、度々、学校の放送やテレビのニュース、新聞などで、不しん者が現れ、子どもたちをおそい、そして被害にあわせるという、ぼくにとっては非常にこわい事件を耳にします。ときには、ぼくの地域の近くで事件が起こることもあります。そういうときには、学校から、子ども一人だけでは外出しないようにという指示が出され、本当にこわい気持ちになります。また、「ここにいて、だいじょうぶなのかなあ。」と、不安にもなってきます。
 それでぼくは、「どうすれば、本当に安全で楽しく暮らせる地域を作れるか」を考えてみたいと思いました。
 ぼくが考える、本当に安全で楽しく暮らせる地域を作るために必要なことは、近所の人たちとのコミュニケーションを高め、地域の人全員が仲良くなるということです。
 なぜそう思うかというと、もし全然あいさつをせず、声をかけられてもだまりこむというように、コミュニケーションをとらないでいると、いざというときに、「あの子って確か、あいさつもしない失礼な子だわ。」と思われてしまい、もしかしたら、「何とかして、助けてあげたい。」という気持ちがうすれてしまうかもしれません。
 しかし反対に、普段からあいさつをしっかりし、近所の人たちとコミュニケーションをとっていれば、「あの子は良い子だし、早く助けてあげなくちゃ。」と、思ってくれるかもしれません。
 また、いつも近所の人たちとあいさつを交わしたり、お話をしたりしていれば、自分自身も近所の人たちのことが分かり、安心して助けを求め、近くの家に入ることができると思います。
 だから、近所の人たちとのコミュニケーションを高め、地域の人全員が仲良くなる事が大事だと考えました。
 でも地域の人たちに守ってもらうだけではいけないと思います。やはり、自分の命は自分で守らなければなりません。
 そこで、ぼくは、万が一不しん者に出会ってしまったときには、どうすればいいのかを考えてみました。
 よく考えてみて思ったことは、いつも言われているように、不しん者に会ったら、大きな声で、「助けて。」と、さけび、逃げるということでした。そして、「子どもひなんの家」や近所の家に大急ぎで入り、大人の人に助けを求めるということです。むずかしいかもしれませんが、その不しん者の特徴を伝え、けいさつに通報してもらえば、さらに安心だと思います。
 家族で安全について話し合いをしたときには、お母さんに、「一番良いのは、危なそうなところを歩かないことだね。」と、言われました。
 だから、ぼくは、お母さんといっしょに近所を歩き、危なそうだなと思う場所を探してみました。安全、安心だと思っていた自分の家の近くでも、「危ないかなあ。」という気持ちで見てみると、意外に危険だと感じる場所がありました。例えば、ぼくの家の近くにある山です。なぜそう感じたかというと、その山に入るための出入口が一つしかない上に上の方までいくと、人目につかないからです。「できるだけそこには、いかないようにしよう。」と思いました。また、小さい妹もいるのでこういう事を教えてあげたいです。
 ぼくは、この作文で考えたことをふまえて、
『本当に安全で楽しく暮らせる地域』を目指し、一歩一歩努力していこうと思います。


 私たちは普段、毎日学校に行って、友達と楽しく勉強や部活動に取り組んでいます。いざ「地域の安全」について考えてみると、特に何も意識せずに毎日をすごしていたということに気がつきました。そこで、私たちの毎日の生活に関わってくださる人たちの中で、特に地域の人たちとどのように関わってきたかを考えてみたいと思います。
 私たちは村で運営しているスクールバスに乗ることができるので、学校から家が遠い人も、家の近くまでバスが来てくれて、それに乗って登下校することができます。私たちはまるで毎日当たり前のようにバスに乗っていますが、これは、どこの市町村でも行われているというわけではありません。鮫川村は面積が広くて、あちこちに住んでいる人がいますが、公共のバスや電車などがないので、村がスクールバスを運営してくれているのだということを知りました。小・中学生が被害にあう声かけ事件や交通事故がテレビや新聞などで取りあげられるのを見ると、それからのほとんどが登下校中に起きているということがわかります。しかし私たちは、ほとんどの生徒がバスを利用して登下校しているので、被害にあう危険性は少なくなると言えます。ここに、地域の皆さんが私たちの安全を守ろうとしてくださっていることを強く感じます。
 そして、私たちが登校する時間帯には、必ず地域の方々が道路や交差点の所に立ってくれています。それは危険なことがないように交通安全のために毎朝立ってくれているのだと思っていましたが、目的はそれだけではないようだと考えるようになりました。そのもう一つの目的とは、私たち子どもと地域の方々とが交流する機会だということです。家族や学校の友達や先生とは毎日会うことができますが、私たちを支えてくださる地域の方々とは、何か特別な行事や機会がないと関わるチャンスがないというのが実際のところだと思います。そうすると、私たちがどのような生活をしていて、どのように育っているのかを見ていただけるのは、何か改まった場でなければならないということになります。しかし、そんな関係は寂しいです。私たちは、家族や学校の中で多くのことを学び成長していきますが、そこには必ず地域の方々の支えがあるのです。その地域の方々との接点が少ないというのは、私たちも、地域の方々にとってももったいないことだと思います。だから毎朝地域の方々と顔を合わせ、元気なあいさつをして、私たちの成長を少しでも見ていただけるのは嬉しいことなのです。
 また、部活動で学校の外を走ったり、近くの運動場まで練習をしに行ったりするときに感じるのは、鮫川村は人口が少ないとは思いますが、たいてい誰かが外にでているということです。知り合いだったらあいさつをします。工事現場や作業中の人にもあいさつをします。知っている人が車で通ったらおじぎをします。それが毎回のことなので、つまり私たちは多くの人に常に見守られているということがわかります。
 このように、私たちは地域の皆さんに守られて生活しているということがよくわかりました。警察の方がわざわざ学校まで来てくださり、「防犯教室」も行われます。私たちの命を、地域の方々が守ってくださっているのです。だから、私たち自身も自分の身を守れるようにならなければならないと思います。毎日のことで見慣れた道だとしても、もしかしたら危険が潜んでいるかもしれません。家族、学校、そして地域の皆さんに守られている命。そのことを十分に理解し、感謝して、これからもよりよい暮らしができるよう「安全」という言葉を掲げていきたいです。