平成26年 地域安全作文 入選者

1.小学生の部
最優秀 白河市立みさか小学校 2年 鈴木 麗音 わたしの町の思いやり
優 秀
優 秀
田村市立西向小学校
いわき市立植田小学校
6年
6年
佐藤 華凛
山際 一颯
地域の安全はみんなで考える
みんなでつながる町
佳 作
佳 作
佳 作
玉川村立須釜小学校
小野町立小野新町小学校
会津若松市立一箕小学校
5年
6年
4年
藁谷 友花
小野 幸菜
後藤 ほのか
地域の安全のために
安全な町、小野町
わたしの町の安全
2.中学生の部
最優秀 川俣町立山木屋中学校 3年 菅野 理春 「ありがとう」を忘れない
優 秀
優 秀
西郷村立西郷第二中学校
いわき市立泉中学校
3年
1年
今井 海琴
小野澤 翔
地域の安全のために
地域の安全
佳 作
佳 作
佳 作
鮫川村立鮫川中学校
福島市立北信中学校
白河市立表郷中学校
3年
1年
2年
我妻 奈桜
菊地 翔太
井上 莉那
私の村の安全
考えよう地域の安全
わたしの町の安全
 
 わたしのかよっている学校には、すてきな思いやりがあります。朝とかえりのとう下校に見まもりたいがいることです。
 わたしは、きょ年一年生になりました。一年生になる一年前にひっこしをしてきてすみなれていないため学校までのきょりがちかくてもとてもふあんでした。でもとう校するはじめての日から見まもりたいというおじさんたちが学校のちかくまで見まもってくれていました。わたしは、あんしんして学校まで行くことができました。
 学校の先生から見まもりたいの話がありました。
「となりのけんで見まもりたいというまもってくれる人がまだいないころ、下校のときにゆうかいされてしまうじけんがありました。そのためあんぜんにとう下校ができるように見まもりたいが見まもってくれています。見まもりたいのおじさんたちは、みなさんのあんぜんのためボランティアでかつどうしてくれています。いつもかんしゃの気もちであいさつしましょう。」
というものでした。そのことをかぞくに話したら、おかあさんがつぎのように話しました。「おかあさんが学校のころは見まもりたいがなかったから、かえりに友だちとわかれたあとはいつも一人でこころぼそかったの。今は見まもりたいがいてくれるからあんしんして学校まで行けるね。きょう力してくれている見まもりたいにかんしゃしようね。」
 先生とおかあさんの話を聞き、わたしはいつもかんしゃの気もちで見まもりたいのおじさんたちにあいさつをしています。
 晴れの日、雨の日、雪の日でもいつも見まもってくれてわたしはうれしいです。今は二年生でこれから六年生までおせわになるので見まもりたいの言うことをきちんと聞き、あんぜんにとう下校したいです。
 町の思いやりや見まもりたいのおじさんの思いやりがわたしはすてきだと思います。
※原文のとおり


 「えっ、また…?」
 避難区域での空き巣のニュース。少し前までは、何度あったのか分からなくなってしまうほど頻繁に報道されていました。
 そしてそのほとんどが、居住が困難で人があまりいない地域を狙ったものでした。
 私の住んでいた山木屋地区も、例外ではありませんでした。初めてそのニュースを聞いたとき、自分の家にも空き巣が入るかも知れない、という思いが急に現実味を持った不安として感じられました。それまでは、どこかで自分とは関係のないことだと感じていたことも、そこで自覚しました。
 それと同時に、私は山木屋地区のパトロール隊の存在を思い出しました。パトロール隊のみなさんが、今も山木屋地区のパトロールをしている、それだけで心が軽くなるように感じました。私の友人の話では、不注意で開け放しにしていた窓を、パトロール隊の方が見つけ、連絡をくださった。ということでした。それを聞いて私は、こういったところから被害が少しずつ減っていくのだと実感しました。そして、こういった活動は短期間ではなく長期間、続けることこそに意味があるものだと思いました。
 避難から三年が経過し、空き巣のニュースを聞くことはほとんどなくなりました。被害がなくなったのであれば、それはとても喜ばしいことです。私も最近は全くといっていいほど気にかけていませんでした。
 しかし、パトロール隊の活動が終わったなどという話は聞きません。いくら空き巣がないからといってパトロールを終わっていいという訳ではありません。前に述べたように、こういったことは続けることでようやく意味を持つようになるのだと私は思います。パトロールがある、その事実が抑止力としていい方向に働く。それは長く続けるからこそ効果を上げるものだと思います。
 以前はテレビなどでパトロール隊の活動が取り上げられたり、特集を組まれたりといったことが多々ありました。しかし今ではそういったこともあまり見かけなくなってしまいました。
 そして、私たちが直接パトロール隊の方々に感謝やお礼の気持ちを伝えられるような場面なども最近は全くないということも感じました。
 私たちが知らないというだけで、パトロール隊の活動はまだ続いています。しかし私たちはそのことに、あまり意識を向けなくなってしまっていることもまた事実です。
 今でも変わらずパトロールを続けてくれている方々がいるからこそ、私達は安心して暮らせる。
 だから私は常に忘れないようにしたいと思っています。「ありがとう」という感謝の気持ちを。
※原文のとおり