令和元年 全国地域安全運動実施概要
1.期間
令和元年10月11日(金)~同月20日(日)までの10日間
2.運動の重点
- 子供と女性の犯罪被害防止
- なりすまし詐欺の被害防止
3.スローガン
- メインスローガン
「みんなで つくろう 安心の街」
- サブスローガン
「あいさつは はんざいへらす だいいっぽ」
4.第40回全国地域安全運動福島県民大会の開催
(1)開催日時
令和元年10月16日(水)午前10時から
(2)場所
喜多方市字押切二丁目1番地
喜多方プラザ文化センター
(3)大会の趣旨
県内において地域安全活動に功労があった団体・個人を表彰するほか、防犯に関するイベントを行うことにより、大会参加者の防犯意識の高揚及び地域安全活動への取組み欲の向上を図るとともに、大会を幅広く県民に周知することにより、県民に地域安全に関する理解を呼びかけます。
(4)主催
福島県警察、公益社団法人福島県防犯協会連合会
(5)共催・後援
- 共催:福島県、喜多方市
- 後援:福島県市長会、福島県町村会等
5.運動重点について
- 子供と女性の犯罪被害防止
毎日通る通学路や公園などは、人の目の少ない場所などの危険箇所を子供と一緒に確認しておきましょう。また、ランドセルやカバン等に、防犯ブザーを付けて、いざという時に鳴らせるようにしておきましょう。
通学路や通勤ルートは、明るく人通りの多い道を選び、スマートフォンを操作したり、イヤホンで音楽を聞きながらの歩行は、周囲への注意がおろそかになるのでやめましょう。
地域でできることとして子供の登下校時間にあわせてウォーキング、犬の散歩、花の水やり、買い物などを行う「ながら見守り」や、門灯の早めの点灯などに配慮して、安全確保に努めましょう。
- なりすまし詐欺の被害防止
警察官や銀行協会の職員等になりすました犯人が「あなたの口座が悪用されている。」などと電話をかけ、その後自宅に来た犯人がキャッシュカードをだまし取ったり、目を離したすきに別のカードにすり替える詐欺が多発しています。
これらの詐欺被害額は、全国で1日約8,000万円となっており、その一部は暴力団の資金源になっていると考えられます。
詐欺被害防止対策には、犯人からの電話を直接受けないように、優良迷惑電話防止機器(警告メッセージが流れる優良防犯電話)の設置や、常時、留守番電話に設定しておくなどの対策を実施しましょう。
なりすまし詐欺の被害が、依然、後を絶ちませんが、なりすまし詐欺を防止する手段として、常に留守番電話に設定しておくことが非常に有効です。犯人は、声を録音されることを嫌います。
福島県警では、「留守電・出ん無視!プロジェクト」として、今後1年間、県内の独居高齢者世帯、高齢夫婦世帯約16万世帯を訪問し、留守番電話設定の普及を図ることとしています。
なりすまし詐欺の被害防止に向けて、ご協力をお願いします。
県防犯協会連合会では、ホームページで、全国防犯協会連合会が推奨する優良防犯電話を紹介して普及を図っています。
なりすまし詐欺の被害に不安のある高齢者の方へのプレゼントにも最適です。
長年にわたる献身的な防犯活動が認められ、次の個人・団体の方が、本年(令和元年7月25日付)の防犯功労者・優良防犯団体として東北管区警察局長及び東北防犯協会連絡協議会長の連名表彰を受賞されました。
長年の献身的なご貢献に心から感謝とお祝いを申し上げます。
防犯功労者(11名)(敬称略)
- 太田エイ子(桑折地区防犯指導隊国見町副隊長)
- 堀川邦男(中央台交番防犯協会顧問)
- 近藤幸彦(喜久田地区防犯協会長)
- 芳賀幸一(福島地区防犯指導隊駅前分隊長)
- 廣野七雄(荒海防犯協会長)
- 武藤和四郎(芳賀地区防犯協会長)
- 溝井辰美(川東駐在所防犯連絡協議会員)
- 五十嵐篤(猪苗代地区防犯指導隊長)
- 齋藤正志(会津坂下地区防犯指導隊昭和地区分隊員)
- 渡辺義和(福島北地区防犯指導隊北信分隊長)
- 中野佐喜美(いわき南地区防犯協会連合会勿来防犯協会長)
優良防犯団体(3団体)(敬称略)
- 東白川金融機関防犯協会(代表 吉田正則)
- いわき中央地区金融防犯協会(代表 久家文寿)
- 相馬地区防犯指導隊(代表 中津川義光)
9月26日、県警から令和元年度防犯功労者(防犯栄誉金章・防犯栄誉銀章・防犯栄誉銅章)、防犯功労団体、功労ボランティア団体が発表され、本県からは、防犯栄誉金章1名、防犯栄誉銀章3名、防犯栄誉銅章6名、防犯功労団体1団体が受賞しました。
このうち、長年にわたる献身的な防犯活動が認められ、防犯栄誉金章(警察庁長官及び全国防犯協会会長連名表彰)を受賞した岸儀勇さんは、9月26日(木)、明治記念館(東京都港区)で開催された全国防犯運動中央大会の席上、表彰されました。また、積極的に防犯活動を展開してきた久之浜大久防犯協会(代表 阿部 昭示さん)が、防犯功労団体として同じく連名表彰を受賞しました。
中央大会では、地域安全運動に合わせて全国公募された地域安全ポスターで最優秀賞に入選したいわき市立湯本第三小学校6年 遠藤 夕騎さんの表彰も行われました。入選したポスターは、今後、地域安全運動の広報活動等で活用されます。
今年度の各受賞者は、本ホームページ(活動内容→6.地域安全運動各種コンクール入賞作品)に掲載しています。ご覧ください。
公益財団法人全国防犯協会連合会では、本年の全国地域安全運動(10月11日から10月20まで)に向けて、地域安全ポスター(課題:子供・女性の犯罪被害防止)、地域安全標語(課題:子供・女性の犯罪被害防止)、青パト活動写真を募集していましたが、このたび、入賞作品が発表され、地域安全ポスター部門で、いわき市立湯本第三小学校6年の遠藤夕騎くんの作品が全国最優秀賞を受賞しました。
今後、全国地域安全運動の広報活動等で活用されます。
遠藤夕騎くん、おめでとうございました。

福島北地区防犯協会連合会(佐藤正勝会長)は、福島北警察署と連携し、なりすまし詐欺被害防止広報用のシールを作成しました。シールには、「お金をとりに行く」、「カード(カード)をとりに行く」と話す電話は、「しんよう(信用)しない」、「いっかい(1回)切って相談する」という言い回しで注意を喚起する言葉が書かれており、それぞれの頭文字を取って「おかしい電話に注意を!!」と呼びかけています。
今後、高齢者世帯等を中心に配布し、電話機や見やすい場所への貼っていただき、被害防止を呼びかけることとしています。

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福島県防犯協会連合会、福島県暴力追放運動推進センターでは、6月6日福島市の杉妻会館において、令和元年度 地域安全運動・暴力追放運動「ポスター・標語・青パト活動写真コンクール」の審査会(審査員:県警察本部関係者、地元マスコミ関係者、県防連関係者)を開催し、厳正な審査により入賞作品を決定しました。
今次、コンクールには、ポスター411点、標語3,551点、青パト活動写真20点の応募がありましたが、いずれも力作揃いで、審査員の方も判断に悩む場面が見られる盛り上がったコンクールとなりました。
優秀作品は、公益財団法人全国防協会連合会・全国暴力追放運動推進センターが募集する全国審査の応募作として出品されるほか、県内の地域安全運動の広報資料等として活用されます。
※ 入賞者、入賞作品は、当ホームページ「活動内容」のページに掲載して ありますのでご覧ください。

