勿来防犯協会では、全国地域安全運動期間中である令和4年10月14日の年金支給日に合わせて、いわき南署員とともに勿来町地内の金融機関において広報活動を実施しました。
広報活動では、来訪者に対してチラシやポケットティッシュを配布して、留守番電話設定などのなりすまし詐欺被害防止、さらに、交通事故防止のために夜間外出時の反射材の着用などを呼びかけました。
当日は年金支給日ということもあり、金融機関には来訪者が多く見られており、当該広報活動の参加者は、「勿来地区で被害を発生させない。」という思いで、来訪者に対して、なりすまし詐欺被害防止を呼びかけました。
来訪者は、配布されたチラシについて、「家族にも見せたい。」と申し立てており、参加者の呼びかけが来訪者に響いている様子でした。
南会津町防犯指導隊田島分隊では、南会津町職員、南会津警察署員と共同で、昭和45年に国の天然記念物に指定された駒止湿原において、防犯パトロールを実施しています。
同湿原には高山植物が多数自生しており、春から秋にかけて多くの観光客が訪れています。
駐車場での車上ねらいや希少価値の高い高山植物の抜き取り行為が後を絶たず、関係者共同での防犯パトロールでこれら行為の防止に努めています。
福島北地区防犯協会連合会では、犯罪被害防止広報用の資材として「犯罪から身を守る」、「子どもを見守る」ことを呼びかける「まもりんご」を作り、防犯広報活動を展開しました。
「まもりんご」は、ノースエンジェルス隊員が地域の特産品であるりんご(栽培中のリンゴ)にシールを貼り、日光を遮断してして文字等を浮かび上がらせる方法で作り、収穫しました。
収穫した「まもりんご」は、防犯レディース等の協力を得て飯坂郵便局等の金融機関等に寄贈したほか、金融機関の利用客に配布するなど、効果的に広報活動に活用されました。
令和4年度の「福島県防犯連絡所協議会連合会定例理事会」は、11月9日(水)、福島県警察本部を拠点に、県内関係地区をつないでオンラインで行われました。
今次理事会では、令和3年の事業報告、令和4年度事業計画、の各議案が提案され、慎重審議により可決・承認されるとともに役員改選が行われ新役員が選出されました。
また、理事会終了後は、事務局からの各地区の活動紹介や、警察本部地域安全活動アドバイザー佐藤浩一氏から「なりすまし詐欺被害ゼロを目指して」の題で講話をいただき、活動意識の啓発を図りました。
会津坂下町防犯協会坂下分会では、渡部芳夫隊長以下43名で組織され、学校と連携した祭礼時の防犯パトロールや児童生徒の登下校時の見守り活動、住民の防犯意識の高揚に向けたのぼり旗の設置、年金支給日における金融機関のなりすまし詐欺被害防止キャンペーンを通じて、地域の安全・安心の確保に貢献しています。
本年7月7日に3年ぶりに開催された会津坂下町御田植祭では、会津坂下町育成会などと合同で防犯パトロールを実施して積極的に声掛けを行い、少年の健全育成に貢献しています。
福島地区防犯指導隊腰浜分隊では、令和4年7月4日(万引き置き引き被害防止強化の日)に、ヨークベニマル入江町店において、鴫原敏夫分隊長や隊員が警察署とともに防犯広報を実施し、買い物の来店者に犯罪被害防止を呼びかけました。
また、高齢者の方には、なりすまし詐欺の被害に遭わないために「電話でお金の話が出たら要注意」と、わかりやすく説明するとともに、県警で行っている「POLICEメールふくしま」の登録を呼びかけました。
同分隊は、長年にわたり、腰浜地区の安全安心を守るため防犯活動に取り組んでおり、ここ数年は、コロナ禍により従来のような活動ができない中にあって、感染防止に気をつけながら住民の方々に対する防犯活動を地道に続けており、地域の安全・安心の確保に大きく貢献しています。同分隊では、これからも、地域住民を犯罪から守るための活動に取り組むこととしています。
猪苗代地区防犯協会連合会翁島支部(昭和40年に発足、現在約50名の会員で構成)では、令和4年6月23日(木)、釜井地区において、防犯診断、防犯灯の点検を実施しました。
点検活動は、夜間に防犯パトロールしながら各世帯を訪問し、施錠状況をチェックする防犯診断と道路の防犯灯の球切れを確認する点検を併せて行い、年3回実施しています。
同支部が長年にわたり実施してきたこの活動は、地区の防犯意識の高揚に大きく貢献をしており、地域の安全と安心を守るその姿には、住民の大きな信頼が寄せられています。
施錠状況のチェックシートを受け取った住民からは、「ご苦労様です。鍵を掛けるように注意します。」と労いの声が多数寄せられました。
今後も、「翁島地区では犯罪を発生させない。」という強い決意の下、地域に密着した活動を展開することとしています。
いわき東地区防犯協会連合会玉川支部は、昭和57年7月18日に発足し、現在20名の隊員で構成され、各季ごと、青パトを活用した防犯パトロールやショッピングセンターにおける「万引き防止広報活動」、地域住民に対する「空き巣被害防止広報活動」などを行っています。
また、本年は、コロナ禍に中、感染症対策に注意を払いながら、地元の金融機関と連携し、年金支給日における「なりすまし詐欺被害防止広報キャンペーン」を開催するなど、提起・随時の地域安全運動を展開しています。
相馬地区防犯指導隊は、平成6年に発足し、現在は荒井正光隊長以下13分隊77名で構成され、相馬市及び新地町において、定期的に防犯パトロールや登下校時の子ども見守り活動などを実施しています。
また、年金支給日には、なりすまし詐欺被害防止キャンペーンを精力的に実施するなど、「自分たちの地域は自分たちで守る」との高い意識のもと、相馬市及び新地町の防犯意識の高揚に多大な貢献をしており、地域の安全と安心を守るその姿には、住民の大きな信頼が寄せられています。
相馬市・新地町は、東は海、西は山、北は宮城県境という特色豊か地域性で、今後もそれぞれの分隊が各々の地域の特徴に応じた防犯活動を推進し、地域住民一人ひとりの防犯意識の高揚を図っていきます。
郡山地区防犯協会連合会大島地区防犯協会(遠藤教夫会長以下26 名)では、大島地区防犯指導隊とともに、青色回転灯を装備した防犯パトロール車で地区内各所を巡回しています。特に、不審者対策として、大島小学校周辺の巡回活動に重点を置いています。
活動では、「子どもは地域の宝 未来への希望」のスローガンのもと、開成山交番、大島小学校PTA・民生児童委員協議会・交通安全協会の協力を得ながら、登下校時のパトロールを実施し、地域ぐるみで子どもたちを守る体制を整えています。
また、広報活動では、地域の高齢化が進んでいる現状を踏まえて、なりすまし詐欺等の被害防止対策に力を入れており、民生委員に広報チラシや広報物品を提供し、高齢者宅を中心に配布しています。
今後も、地域住民一人ひとりの防犯意識の高揚を図るため、現下の情勢を踏まえながら、継続して活動していくこととしています。